性に関してオープンになってきたことや国際結婚も増えたことから、海外の病気もどんどん入ってきて性感染症の数は年々増えています。
そんな中で、昔から日本にある性病として有名なのが梅毒です。
現代では昔の病気として思われている方も少なくはないのでしょうが、実は近年梅毒患者の数が急激に増えているのです。
そのため、いつどこで感染しないとも限らず、ある程度の知識は持っておく必要があります。
昔は不治の病とされていた梅毒ですが、今は完治が可能となりました。
早期発見で適切な治療を行えば怖い病気ではないのです。

梅毒は第1期から第4期まで異なる症状が出てくる病気です。
まずは発症箇所にシコリができ、更にまばらな赤い発疹・バラ疹が出てきます。
このバラ疹こそが梅毒の名称の由来です。
その後は肝臓や腎臓にも硬いしこりや腫れ物ができます。
心臓血管系や中枢神経系が侵されて大動脈破裂などが起こり、痴呆や進行麻痺により日常生活が困難になり死に至ることもあるのです。

症状が出ていない潜伏期間もあり、その間も原因となる梅毒トレポネーマという病原菌は体内で増殖を続けています。
これは完治ではなく単に潜伏しているだけなので注意が必要です。
できれば第1期の段階で気付いて治療をするのが早く治す近道です。

梅毒の抗生物質はペニシリンです。
1929年にペニシリンが発見されたことで治る病気へと変化したのです。
現在もペニシリンの服用によって治療は行われます。
ただし、ペニシリンアレルギーを持っている方や妊婦の方であれば副作用の心配があるため、同じように効果のあるアセチルスピラマイシンなどの薬が使われることになるのです。

梅毒トレポネーマという病原菌を退治することができれば治療は完了です。
第1期であれば2週間から4週間、第2期なら4週間から8週間かかります。
一度感染すると血清反応は陽性を示し続けますが、一定の数値までは下げることができますし、症状も治まっています。
すでに感染力もなくなっている状態なので完治と見なされるのです。

梅毒の治療薬はノバモックスがオススメ

梅毒の治療薬として効果が高いのがノバモックスです。
ノバモックスはペニシリン系の新薬アモキシルのジェネリック医薬品です。
有効成分はアモキシシリンです。
アモキシシリンは細菌の細胞壁を破壊することで死滅させる働きを持つのです。
梅毒の他にも淋病や、その他にも微生物による細菌感染症に処方されるメジャーな薬です。

使用方法ですが、病気の種類や症状の強さによって異なります。
ただ、通常であれば成人は錠剤やカプセル状のノバモックスを1回250mg錠・1日に3回から4回服用することになるでしょう。
詳しい使用方法は病院で診察を受けた上で医師に相談してみてください。
水と一緒に服用しましょう。
それ以外の飲み物で使用していると効果が軽減される恐れがあります。

ノバモックスがメジャーに使われているのは、他の抗生物質よりも副作用が少ないからです。
とはいえ、まったくないわけではなく下痢や食欲不振・腹痛・胃もたれといった症状が出てくることもあります。
もしも症状がきつかったり長引くようなら医師に相談した方がよいでしょう。
併用禁忌とされる薬もあるため、常用している薬やサプリメントがあるのなら、それも医師や薬剤師に相談してみてください。

症状が治まったからと安心していたら単なる潜伏期間で次々と上のステージに進んでいくことになります。
性病の一つとは言っても性行為以外にもキスで感染することもありますし、今はほとんどないとはいえ母子感染することもあります。
もしかしてと思ったらとにかく早めに治療を開始しましょう。
明らかに梅毒の症状が出ているのであれば、治療は保険の適用内ですることができるため、2000円から4000円程度で済みます。