カンジダ膣炎はカンジダ菌という一種のカビが膣に繁殖して起こる炎症を言います。
これによって引き起こされるのは主に6つの不快な症状です。
カンジダ菌は常在菌ですからカンジダ膣炎は女性であれば誰にでも起こりうること、そしてこれを防ぐためには免疫力を高めることが大切であることを覚えておきましょう。
中には無知から特定のパートナー以外との性行為によってうつされた性病だと思い込んでいる人がいますが、そうではありません。
もし疑われることがあれば、正しい知識を教えましょう。

膣の内側や周辺に強い痒みが出ます。
個人やそのレベルに応じて違いますが、中には夜も眠れないほどの痒みに襲われますので日常生活に支障をきたすこともあります。
そして白くてポロポロとしたチーズのようなおりものが増えるのもよくある症状です。
性器あたりに違和感があり下着にカッテージチーズのようなぽろぽろとしたおりものがついていれば、カンジダ膣炎を疑って酷くなる前に婦人科の受診をしましょう。

膣がひりひりすることもあります。
炎症しているので膣粘膜が敏感になってしまって、結果ひりひりとした痛みを感じるのです。
人によっては膣あたりに熱を持っているような灼熱感を持つ方もいます。
膣周辺が赤くなったりただれたりすることもあり、その場合には痒みよりも痛みが強いかもしれません。
痛み、そして痒いというのは大変不快な症状ですからあまり我慢することなく出来るだけ早く病院へ行きましょう。

またカンジダ膣炎にかかっていると炎症が尿路まで進み頻尿の原因になる場合があります。
そのときには排尿時に痛みを感じるようになってしまいます。
尿道炎や膀胱炎のように頻尿になることもありますし、炎症によって膣内が荒れている状態のため、性交時に痛みを感じる人が多いでしょう。
さらに膣壁がもろくなっているので性交時の刺激で壁が傷付き出血してしまうこともありますから、カンジダ膣炎になっている間は治療中は性行為はしないことをおすすめします。

カンジダ膣炎の再発には要注意

人によっては何度もカンジダ膣炎が再発してしまう人もいます。
タイプは二つあり、自分はどちらのタイプなのかを知るだけで再発を食い止めることが出来るようになるでしょう。

まずは再感染している場合ですが、カンジダ菌は腸管にも存在しているので腸管にあった菌が肛門から膣へ感染してしまうこともあるのです。
これは排泄時にトイレットペーパーで拭くときのやり方が問題であることが大半ですから、ペーパーで拭く時には前から後へと滑らせるようにしましょう。
そして、カンジダに感染している相手と性行為をして感染する場合もあります。
これは自分が持っていた菌ではなく、男性から貰ったカンジダ菌が感染源になってしまうケースですから、下半身に違和感があればおりものなどを注意して確認して下さい。

次は再繁殖している場合でしょう。
カンジダ膣炎の症状が1度は治まったあとに病院では検出できなかったカンジダが膣内、膣粘膜などに残っていた場合に免疫力の低下など何らかしらのきっかけがあって活発になってしまい、再繁殖してしまうことがあります。
カンジダは常在菌ですから根本的に生活改善をしない限り、増殖を防ぐことは難しいのです。
免疫力を高める生活や、体をいつも清潔にしておくことなど自分でも気をつけなければなりません。

再発を防ぐために出来ることは、生活改善をすること、通気性の良い下着を身につけること、デリケートゾーンを清潔に保つことです。
カンジダはカビですから蒸れた環境で繁殖しますので、綿製のゆったりした下着を身に付け、汗の吸収をよくしましょう。
デリケートゾーンは清潔に保つ必要がありますが、石鹸でゴシゴシと強く洗うのはいけません。
洗いすぎてしまうことで有害な菌やウィルスから膣を守っている常在菌まで洗い流してしまうことがありますから、外陰部だけを優しく丁寧に洗いましょう。